インプラントについて当院の考え方
当院ではインプラントは歯が保存できない場合の最後の手段と考えております。まず第一にご自身の歯を残すことを治療の目標とし、どうしてもインプラントが必要な場合はCT撮影によるシュミレーションを用いた的確な診断のもと、より安全で正確な治療を行うよう心掛けております。
 
歯科用インプラント(人工歯根)
インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込みます。骨にしっかり結合したところで人工の歯をつけていきます。 取り外しの入れ歯やブリッジにかわって健全な隣の歯を削ることなく固定式の歯をいれることができます。
 
このようなインプラントならば、天然歯とほとんど同じ感覚で噛めるようになります。 自然な外観や表情をとりもどすことができ、人前で話すことも楽になります。噛む機能が回復することで 食べ物の制限がなくなり、バランスのよい食事が楽しめます。楽しい食事は体を健康に保つだけでなく、 心までも健康にします。
 
取り外しの入れ歯の場合でも、インプラントを入れることによって、入れ歯がインプラント上にしっかり固定されますので、通常の入れ歯のようなズレや食べ物のかけらが入った時の痛みが少なくなります。このようなインプラントによる入れ歯なら天然歯とほとんど同じ感覚で噛めるようになります。取り外しの入れ歯の場合でも、インプラントをうつことによって、入れ歯がインプラント上にしっかり固定されますので、通常の入れ歯のようなズレや食べ物のかけらが入った時の痛みが少なくなります。このようなインプラントによる入れ歯なら天然歯とほとんど同じ感覚で噛めるようになります。

インプラント治療を動画で説明しています。
 
 
インプラントの埋入
インプラントは、通常入院せずに局所麻酔下で骨に埋入します。顎の骨とインプラントが結合するのを待ち、 歯の修復物を固定します。この治癒期間は状況により異なりますが、約6週間から12週間を必要とします。 治療の流れは次の通りです。
 
1.治療方法の計画
患者さんのCT撮影後、コンピューターで手術のシュミレーションをして診断を行います。
 
診断結果によってはより安全な手術を行うため、シュミレーションをもとに手術用ガイドステントを作成します。
 
2.手術(インプラントの埋入)
局所麻酔を行い、インプラントを埋入します。その後、インプラント表面と周りの骨が結合し固定するため の治癒期間をまちます。(6週間から12週間)この間は消毒しながら経過を診ていきます。
 
3.修復物の装着
インプラントが固定したところで、型をとり、新しい歯冠をインプラントに固定します。
 
4.メンテナンス
口腔内を清潔に保つことが必要です。適切なお手入れがインプラントを長持ちさせます。天然歯と同じようにイ ンプラントも歯科医院での定期診査を行い、患者さん毎に適したメインテナンスをしていきましょう。特にイン プラントの周りからの感染はインプラントをだめにしてしまいますので定期的な来院をお願いしています。
 
インプラントの治療費について
インプラント治療は保険の適用外の自費治療となります。当院では1本の治療費は385,000円(税込)~とさせていただいております。
 
インプラント治療に付随した外科処置
インプラントは骨に埋入しますので、充分な骨の幅と長さが必要になります。それが充分でない場合には骨を作る ような処置が必要な場合があります。そのような場合には診断の際、説明させていただきます。

インプラント治療を希望される患者さんにお願い
 
基本的には喫煙はインプラント治療にとって好ましくないと考えております。歯槽膿漏の予防も含めて、禁煙 を勧めております。
 
 
 
 
ページトップへ