予防歯科

当院では、“歯科ドッグ”をすすめております。

口の内の健康を保つために以下のような流れで行う定期的な検診、および、専任衛生士による衛生管理、 予防処置をすすめております。

 
1.初診時には口の内を次の項目で診査します
  1. 問診:記入していただいた予診表にもとづいてお話をきかせていただきます。
  2. 虫歯のチェック
  3. 歯槽膿漏のチェック:歯周ポケットの測定、歯茎からの出血の有無、歯のゆれ具合の測定
  4. 口の内の清掃状況の確認
  5. 口の内の写真の撮影
  6. レントゲン写真の撮影
 
2.診査の結果をふまえ専任衛生士がプラークコントロールを行います
細菌がコントロールされ、衛生的に保たれた口の内のほうが、よい治療結果を得ることができます。治療に入る前に、もしくは治療と並行して専任衛生士とともに、口の内の環境を整えていくようにしましょう。
 
3.治療、処置を行います
 
4.メンテナンスにはいります
メンテナンスの流れは患者さんの口の内の状況によって異なります。どのような流れでメンテナンスしていくのがベストかは口の内の状況、患者さんのライフスタイルにあわせて、歯科医、衛生士と相談して決めていきましょう。
 
メンテナンスには次のような内容があります。
術者磨き:プロの衛生士がフッ素含有量の多い歯磨き粉と歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを使って 徹底的に磨きます。
 
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning): 回転機械を使って、歯の表面、間を徹底的に磨いて、着色もおとしさらに汚れのつきにくい環境を 作ります。費用は上下で5,500円(税込)から11,000円(税込)かかります。
 
3DS(Dental Drug Delivery System):個人にあったトレーに予防効果のある薬品をいれて口の内の細菌をコントロールします。医院での研磨の後通常15分家庭で使用していきます。費用はトレー製 作に上下で22,000円(税込)、薬が1本4,400円(税込)かかります。トレーは繰り返し使用することが可能です。
 
デンタルドラッグデリバリーシステム(Dental Drug Delivery System)とは?
3DS―デンタルドラッグデリバリーシステム(Dental Drug Delivery System)とは、う蝕の原因である ミュータンス菌をマウスピースを使って抗菌剤を安全かつ確実に除菌する治療法のことです。 歯の表面にはバイオフイルムというブラッシングでは取れない細菌の膜があります。これを機械的に特殊な 器具で取り除き、3DSで悪玉菌の増殖を抑え善玉菌に置き換えることで治療します。

3DSの治療が向いている患者さん
  • 唾液検査(カリエスリスクテスト)で明らかにミュータンス菌が多いと結果に出た方
  • う蝕の出来やすい方、なっている方(う蝕が進行し神経まで死んでしまった歯には多くの細菌に感染し ている)経過を診ながら処置を進めていくことが大切です。
  • 今後インプラントや矯正など特殊な歯科治療を行う方
 
以上の内容をくみあわせてメインテナンスしていくことをおすすめしています。くみあわせかたは患者さんの口の内やライフスタイルによって異なりますが次のような流れを推奨しています。
 
  • 1ヶ月から2ヶ月に一度の術者磨き
  • 3ヶ月に一度の術者磨き
  • 半年に一度の定期健診清掃
  • 半年から1年に一度のPMTC(必要に応じて3DS)
 
 
 
ページトップへ